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トレジャーハンター気分で [鉱物]




 先日、富士五湖のひとつ、西湖近くへドライブに行ったときのこと。今までは冬場にしか行ったことがなかったため入館できなかった鳴沢鉱石ミュージアム(道の駅の敷地内にある)に寄った。ここは鉱石の中でもちょっとパワーストーン解説に重きを置いた印象のある博物館だった。美しい標本を入館料無料で存分に楽しめるのでこれはこれでよいか。一番面白かったのは日本各地の溶岩の標本。溶岩の断面を研磨してあるので内から外から眺めたい放題になっている。桜島(鹿児島県)と雲仙岳(長崎県)、同じ九州だけれどもずいぶん色も質感も違うものなのだなあ。これは地質図や日本列島付近のプレート配置図と比較するとよさそうだ。

 ミュージアム外では子ども向けイベントが催されていた。金魚すくいか、ヨーヨーつりか、と漫然と眺めていたらばどうも違うらしい。お子ちゃま方はエプロンをつけてざるをふりふり、体にも周りにも水をはね散らかして目の色を変え何かを探っている。浅い水槽には水が張られ、白い砂が敷き詰められている。そこにざるをつっこみ、水の中で砂を漉すとさまざまな色の石が出てくるというわけだ。一回630円、小さな麻袋に詰め放題でお手軽ズリ体験。拙宅の中学生も目の色が変わってたよ。声変わりもしてるってのに、親からすると赤面モノの幼さだ。人あたりのよい係員のお兄さんが「この辺りに大きいのを入れておいたからねー」「真珠もあるよー」と随時ブツを投入してくれるので、子どもたちはヒートアップしてざるをふりふり、水をばちゃばちゃするのであった。子どもたちそれぞれ、色鮮やかなものを探す子、とにかく大きい石狙い、と好みが異なるのを見分ける辺り、この係員さんは単に人あたりがよいだけではないらしい。営業・販売系職種の適性が高いと見た。「パイライトも埋めちゃおう」とサービスされて愚息は大喜びしていた。他の子どもたちからするとパイライトの粒は金屑に見えるらしく、あまり人気がない様子であったが。
 どんどん持って行ってねー、と気前よくごんごん投入されるくらいだから希少価値の高いものがあるわけもなく、「これはどう見てもガラスなんじゃ…」と思われるものも混ざっていたが、それはそれ、お手軽に楽しめて愚息の満足度も高いのである。

 下の写真は帰宅後、愚息がいただいたパンフレットを見ながら種類別により分けたものの一部。愚息によるとメノウだそうである。
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 母が見ると「メノウ、ねえ。うーむ」と疑いたくなるようなものも混ざっているように見えないでもないのだが、鉱物に関しては愚息のほうが詳しいのでここは口を挟まない。久しぶりに取り出したフィルムカメラの被写体になってもらった。大昔のEOS Kiss である。愚息が赤ん坊のころはこのフィルムカメラで撮りまくったものである。なつかしい。愚息のいちがんさん(Canon EOS Kiss DigitalX)の交換レンズも一部装着可能なのでがっちゃがっちゃつけたりはずしたり、家人と交代でばっしゃばっしゃ撮ってフィルム一本あっという間に消費。撮影したものをその場で見ることができないというのがデジタルカメラに慣れきった身からするとイケズな感じがするものの、翌日写真屋さんでCDに焼いてもらったものを見ながら夫婦で「フィルムも悪くないねえ」と語り合った。


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石好き三代目 [鉱物]




 DNAに刷り込まれる好みというものはあるのだろうか。残念ながら異性に対する興味などという華やかなお話ではない。石、鉱物のことだ。
 先月、札幌の家人の実家に帰省したらば、家人がガレージからなにか掘り出してきた。亡くなった義父が収集していた石である。

木の化石(推定)
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黒曜石(推定)
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 これはおそらく黒曜石で間違いないだろう。家人の記憶によると教員だった義父が赴任地で拾ってきたものらしい。十勝石っていっていいのかなあ、と全員で首をかしげる。ガレージから掘り出したときには漬物石サイズだったのだが、家人が「割ってみたら面白そうだ」と思い立ち、庭でがっつんとやらかしたため上の写真のようになった。割っちまったことそのものはまあいいとして、面白そうだと思ったんだったら、せめて愚息だけでもそのがっつん現場に立ち合わせてくれればよいものを。
 まあ、実際にこのくらい大きなものでないと、断面を眺めるためにがっつんと割る、なんてことも気軽にできないのでそこは家人に感謝してじっくり観察。これが貝殻状断口なのね。大きな渦巻きができている。
 そしてがっつんとかち割ったときにできたかけら。
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 塊を見ると真っ黒のようだが、こうしてかけらを光に透かしてみると濃淡の層や気泡が見える。面白いものだ。黒曜石というと石器時代にナイフや鏃として使われていたわけだが、現代でも外科手術に使われたりするらしい。先端注意だな、と愚息とうなずきあい、慎重にしかし興味のおもむくままいじくりまわした。

謎の石
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 入手経路もよく分からない。しかし、放射状の模様がそこここに入っている。放射状の模様の中心には何かの結晶もあったりする。
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 さらに、どん。
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 どうもよく分からない。「菊花石だといいねえ」「なんだろうねえ」とこれも全員で首をかしげる。うーむ。いずれ愚息が正体を暴いてくれるといいが(他力本願)。

黄銅鉱(愚息推定)
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 こちらはガレージではなく、仏壇の隣に飾ってあった。20センチ強の高さがあり、さまざまなサイズの立方体がみっしり寄り集まったような外観が魅力的だ。結晶表面の模様がなんだか練成痕(by 『鋼の錬金術師』)みたい。故人のお気に入りだったらしく、飾り台も誂えたそうだ。私は当初黄鉄鉱かな、と思ったのだが、愚息が「黄鉄鉱より黄色が強い…すじ(条痕)の色も違う…」としばし考え込んだ末、「黄銅鉱だと思う」という。なんだか根拠ありげなので黄銅鉱かもしれないということになった。

 他にも紫水晶が玄関に飾ってあったり、庭に拾い集めた石が置いてあったりと、義父は相当に鉱物好きだったようだ。故人と同じく愚息が石好きであることを喜んでくれた義母と義姉が、愚息にと石を分けてくれた。実は全部持って帰っていいよ、とお許しいただいたのだが、とてもではないが全部持って帰れるような数ではない。黒曜石(推定)や木の化石(同じく推定)、そして謎の石などをいただいた。

 家人によると、子どもの頃よく父親と一緒に石を拾ったり、買いに行ったりしていたとか。釣りテニスだけでなく、鉱物まで。私ども夫婦の結婚後まもなく他界したために私は義父と接する機会はあまりなかったが、子煩悩でまめな人であったことが偲ばれる。家人も子育てにまめな人である。石好きだけでなく、こういうまめな気質も愚息に伝わっているとよいのだが。


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やったあ! [鉱物]




 やった、やったあ! 私は今、喜びに打ち震えている。以前から欲しかった本がとうとう手に入るのだ。





 昨年、愚息の模試の帰りに神保町に寄り道したときに見つけたこの本、家族全員でほれ込んだのだが、当の愚息が模試でショックを受けたらしく
「すごくいい本だけど、要らない」
 と言うので購入を見送った経緯がある。その後、探しても見つからず、絶版になっていたのかと思っていたらアマゾンでひょっこりおすすめリストに入ってきたのだ。家人には事後承諾になるが、この本ならばきっとゴーサインが出るはず、と即注文

 この本、すんごくいいのだ。石ころ好きの少年少女にもってこい。強く激しくおすすめだ。
 身のまわりの石ころを拾い、さわっているうちに「これって名前があるのかなあ」とふと疑問が湧く。子どものそんな様子に目を細めつつ、教えてやりたくてもそんなことまで知るはずもない私のような親はそんな時、鉱物図鑑を引くようアドバイスするものである。
 これがいけないわけではない。しかし、ベストの方法とはいえないのが困ったところだ。鉱物図鑑というものは、編纂者の鉱物への愛をひしひしと感じるくらい情報が惜しげもなく詰め込まれているものだが、ある程度どんな鉱物かあたりのつく状態でないと、謎の解明にはたどりつかないものなのだ。だから、石ころラブ世界の入り口に立つ子どもと鉱物の見分けが全くつかない親(それは私だ)という予備知識皆無の組み合わせで図鑑を紐解いていると、「そもそも何のために図鑑を引いているんだっけ。あら、これなんかきれいねえ」などと脱線して初期の目標を見失うことになりかねない。それでも興味を持つ子どもであればいずれ数重ねた脱線で得た知識を組み立て、幼かった頃の自分が握った石ころが何なのかを知ることになるのだろう。しかし、僥倖に頼った迂遠な道筋であると思う。
 その点、この本は優れている。「つぶつぶがあるか」「ざらざらしているか」(だったかな。さらっと立ち読みしただけなので記憶が定かでない)など、石ころの特徴からどんな鉱物なのかを知ることができるのだ。コラムも載っていて、拾った石ころからさらに踏み込んで知識を得ることもできる。もちろん、薄い本なので記載されている鉱物の種類は限られている。しかし、路傍の石にもいろんな種類があり、膨大な時間をかけて出来上がった地球の歴史の産物であることを知る足がかりとなる良書である。手元に届くのが本当に楽しみだ。


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きらきらしたもの [鉱物]




 引き続き、東京国際ミネラルフェアでゲットした鉱物のお話を。今回、初めてミネラルフェアに行くにあたり、テーマを決めて買い物をしてはどうか、と愚息に提案した。テーマを決めるべくまず会場を一巡。その結果、今回のテーマは蛍光を発する石に定まったのだが、それは先日記事をアップした(こちらこちら)。
 見ていると私も個人的にほしくなるが、ここはぐっと我慢。テニスやカメラ、釣り、と家族共通の趣味はあるものの親主導、アニメやマンガ、ゲームも完全に親の検閲下(私が好きなんである)、親の付き合いがいいといえば聞こえはいいが、これが習い性となるとこちらが子離れできなくなりそうだ。そういうわけで、そろそろ愚息が自分で踏み込んで親に「おもしろいぞお」と示してくれるものがあってもいいような、と私は思っている。まあ、無限に供給できないお小遣いを愚息に集中するという目的のほうが大きいわけだが。

 さらにテーマと価格の相場を探るべくまわっていると、ゴージャスなお値段の標本がわんさか。愚息などコンマとゼロのあまりの多さに目がくらんだか、「30万円が30円に見える」と言い出す始末。12月のミネラルショーにもお小遣いを残しておきたい愚息が1000円未満の標本を探す中、目についたのがこちら。

苦土電気石(ネパール産)
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 愚息がいちがんさん(Canon EOS Kiss Digital X)で撮影。
 電気石はというのは加熱や摩擦で静電気を帯びるところからつけられた名前だそうだ。宝石のトルマリンと同じ仲間といえばとおりがよいだろうか。その電気石の中でも、苦土電気石はマグネシウムを豊富に含むもののこと。今回愚息が購入した標本は濃い茶褐色の結晶なのだが、濁った色のようでいてちらりきらりと光を反射する。この色の濃さ、低いとは言え確かに感じられる透明度、透かそうとよく見ると気づく光の小さな反射、まるで黒飴のようだ。うーん。化石の裏の方解石といい、結晶を見るとどうも飴玉にたとえたくなる。私の体内時計ではおやつの時間なのだろうか。

 こちらも同じお店で購入したもの。

弗素燐灰石(メキシコ産)
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 クールピクスちゃん(Nikon COOLPIX P80)で撮影。
 燐灰石というのはカルシウムリン酸塩鉱物の総称なんだそうだ。マッチの原料にもなるらしい。ほおお、これがねえ、とマッチの頭を思い浮かべつつ眺める。
 やはり、白い母岩の上に結晶がのっかっている標本というのはよい。きらきらなんである。ためつすがめつ、あっちの向き、こっちの向きからとルーペで眺めていると時を忘れる。

ルーペで弗素燐灰石(メキシコ産)を眺めまくる
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 オリンパスちゃんとルーペ(15倍)を組み合わせて撮影。レンズが標本に接しないよう気をつけはしたものの、ルーペとカメラをぐりぐりくっつけて興じつつ観察。楽しいなあ。地球の火山活動と長い年月で生み出されたものがこうやって手のひらに載っているのだ、と思うと体がふるえるくらいわくわくする。こりゃ、愚息が夢中になるわけだ。

 ところで。好事家というのはどのジャンルでも若人に優しいものなのだろうか。今回のミネラルフェア、特別展示の横に鉱物同志会のブースがあって、入り口に年一回発行される会誌と、「100円」「200円」ともんのすごく安い値段の書かれた標本が置いてあった。愚息が「うわあ」と目を輝かせて手に取っていると、同志会の方が「一人一個までなら無料で差し上げます」とおっしゃる。いいんですかね! それを聞きつけて中学生と思しき男子数名も寄ってきたが、愚息はその少年たちを掻き分けてさらに奥にある箱、手前よりサイズアップした標本の箱をあさり、「これもらってもいいですか」とひときわでかい水晶の塊をつかんできた。な、なんて図々しい。息子の蛮行に赤面する母をよそに、「掘ってハンマーでがっつんと割りました」感あふれる水晶を眺め、「えへへー」と愚息はほくほく。

水晶(長野県佐久穂町産)
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 愚息がいちがんさん(Canon EOS Kiss Digital X)で撮影。LEDライトを当てて撮影したらもっとおもしろいかもしれない。裏の断面もきらきらして素敵だ。
 大人の注目を集められないと拗ねるきらいのある愚息だが、こうしてさらっと面識のない大人から厚意を示されているのだ、かわいがられているのだということをもっと自覚してほしいものだ。要するに、単に喜ぶだけでなく、面と向かって感謝の意をもっと分かりやすく表明してきなさいよ、といいたい。
「ちゃんと『ありがとうございます』って言ってきたもん」
 と愚息は言うが、母が見るに謝意の表明としては薄いな。もっと激しく表してこい。だってこんな立派なものをタダでくださるんだから。ありがたいことだ。

 今回のミネラルフェア、ファン層の広さをつくづく感じた。ブースの半分近くは鉱物標本というより宝石を販売していたようで女性客の姿が多く見られたが、案外子どもの数も多い。小学生などは親についてきただけかと思いきや、お小遣いを握り締めてささやか価格の箱を熱心にのぞきこんでいたりする。この子らもやはり鉱物ファンなのだ。中には巨大な化石のプレートを「これ、これが欲しいー!」と親にねだる剛の者もいたが。そりゃ、親御さんだってこんな立派な化石標本をキミに買ってあげたいだろうけれども。冷静になればゼロの数から価格も分かる年齢だろうにそのおねだりは酷というものだよ。
 剛の者は他にもいた。会場入り口近くのクロークで荷物を受け取る際に居合わせた老婦人とそのお孫さんと思しき小学校低学年くらいの少年のペア。一見して裕福だと分かる上品ないでたちの二人、買ったものを預けにきたらしい。老婦人がどっこいしょ、とクロークのカウンターに載せた袋を見て驚いた。底が抜けそうなくらいぱんぱんにふくらんでいる。小さな標本がわんさか入っているのがレジ袋から見て取れる。老婦人が鉱物ファンなのか、はたまたお孫さんにねだられて財布の紐が緩んだか。もしかしたら他のお孫さんへのお土産も含まれているのかもしれない。それにしてもすごい量だ。ぐるぐると見て回ったからわかるが、小さい標本ばかりとはいえ、袋から透けて見える部分だけでも合わせて数万円はくだらないはず。ひょえー! お大尽。
 羨ましがるかな、あら、どうしましょう、と愚息を振り返ると、また買い物をするのかフェア会場に戻っていく老婦人と孫のペアを見送り、ほう、とため息をつくではないか。
「あれはかなり重いよ。おばあちゃんが一人で持つのかな」
 と愚息。先刻のため息はその心配であったか。

 今回は特別展示でゾルンホーフェンの始祖鳥や世界各地の化石を鑑賞することもできた。図鑑などで見るだけでは得られない感慨を愚息は抱いたらしい。百聞は一見に如かずとはよく言ったものだ。化石の年代や発掘場所の説明パネルを前に、「外国は危ないっていうから行きたくないよ」などと出不精なヘタレ発言を繰り返していた愚息をして
「僕、世界のすみずみまで見てまわるよ、きっと」
 などと夢のあることを言わしめた。母はうれしいぞ。腰痛を押して出かけた甲斐があった。言っちゃってから恥ずかしそうにしていたが、愚息よ、何が恥ずかしいものか。世界のすみずみまで見てまわればよい。


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少年ですもの、やっぱり化石もね [鉱物]




 6月7日土曜日、愚息と二人で東京国際ミネラルフェアに行ってきた。愚息は石が大好きで、ルーペで眺めては時を忘れる困った癖の持ち主だが、鉱物全般に対して博愛主義を貫くかと思いきや、やはり化石の類は別格なのである。今回の東京国際ミネラルフェアの特別展示、蛍光する化石にも、目も小鼻も全開放でまん丸にする愚息独特の表情でかぶりついていた。

 先日二回にわたってミネラルフェアで入手した蛍光を発する石の記事(こちらこちら)をアップしたが、今回は愚息が他に購入した化石、半化石タイプのものをご紹介。

コーパル(マダガスカル産)
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 店頭の一画に箱があり、埃っぽい茶色いかけらごっそり入っている。ささやか価格なので愚息も含め少年少女がかじりついて一つ一つ吟味している。この埃っぽく見えるかけら、「ヤングアンバー」とも表示してあったが、このコーパルというのは樹脂が半化石となったものだそうだ。「虫が入っているかも。よく見て選んでね」とかわいいおねいさんにすすめられて興奮しない鉱物ファンの卵がいようか。いや、いまい。何せ、『ジュラシック・パーク』を一度は見ているに違いない少年少女なのである。コーパルの箱をつつく子どもらの目は真剣そのもの。正直なところ、私も箱を底からさらいたくなった。愚息も舞い上がりつつ厳選。ただ、愚息は好みどんぴしゃのかわいいおねいさんに目がくらんだか、舞い上がりついでに「虫が入っているかも」という(本人にとって)重要そうな部分を忘却のかなたという地層の奥深いところに埋没させてしまったらしい。透き通ってなんだかきれいだというだけで写真のコーパルを選んだ。どうせだったら中が見えないくらい曇っているものを選べばまだ虫が入っている可能性もあるだろうに。後で磨く楽しみもある。
 買うのはあくまで愚息なのである。私の助言がスルーされはしたが、まあ、本人がいいと思っているのだからそれでいいのだろう。

二枚貝の化石(タマキガイ科)
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 こちらも同じ店舗の別の一画で箱にごそっと盛ってあったもの。やはりささやか価格である。かわいいおねいさんによると「時代や産地が不明なのでお安いんですよ」とのことである。愚息が箱の中のほかの化石でなくこれに惚れこんだ理由は裏側にある。

二枚貝の化石の裏側
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 オレンジ色の方解石の結晶がみっしり。ルーペで見るときらきらしていてかなり楽しい。クールピクスちゃん(Nikon COOLPIX P80)でいっぱいいっぱいまでこの結晶を寄って撮影してみたが、この楽しさをお伝えできているだろうか。この結晶、べっこうあめのようでもある。おいしそうだ。なめたりはしないけれど。

 このかわいくて商売上手なおねいさんのいるお店、どうも愚息が時々家人と一緒に訪れるお店であるらしい。私も連れて行ってもらったことがあるが、普段はもっとお高いものがディスプレイされていたような気がする。ささやか価格の品が出てくるのはフェアならではなのだろう。子どもらがお小遣いを握り締めて「あっちのお店のあれがほしい」「でも、これもいいなあ」と楽しくお買い物をすると同時に、ゴージャスな鉱物も鑑賞できちゃうというのはなかなか得がたい機会であるよ。


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【東京国際ミネラルフェア】 ん~、充実 [鉱物]




 今日は新宿第一生命ビルで行われた東京国際ミネラルフェアに行ってきた。ミネラルフェアは鉱石、化石、宝石など、鉱物の展示即売会で、お祭りのようなものである。この手合いの好事家イベントは初めてだったので緊張した。私は単なる付き添いなので決定権は愚息にある。とりあえず朝、予算を聞いてみた。
「2000円」
 愚息は鼻息荒く宣言。うーん、どうなんだろう。ろくに買えないんじゃないかということで、私から3500円お小遣いをあげた(月別のお小遣いは廃止して久しい)。

 結果。3600円でおまけも含め8点入手。高いものを見出したらキリがないのだが、予算2000円で収めようとしたらそれはそれで可能なのではないか。お小遣い不要だったかも。

 まだ全部写真を撮り終わっていないので一部のみ。

蛍石(中国産)
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 小指の先ほどのささやかなサイズでお値段も200円と実にささやか。この蛍石にブラックライトを当てるとこうなる。

蛍石(中国産)
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 おもしろーい。家族で大盛り上がりである。

蛍石(アメリカ・イリノイ州産)
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 こちらもささやかサイズでささやか価格。これにもブラックライトを当ててみる。肉眼では特に蛍光を発しているように見えないのだが、クールピクスちゃん(Nikon COOLPIX P80)で露出時間を長くすると

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 光ってるー! おおお、とこれも家族で盛り上がる。 

ウェルネル石(カナダ産)
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 こちらは愚息が店頭で惚れ抜いて購入。500円とこちらもリーズナブルである。ただの白い石かと思いきや、ブラックライトを当てると

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 これも光る! こちらは黄色い光を発するのがおもしろい。

 ここまでご覧いただければお分かりかと思うが、今回の愚息のテーマは蛍光を発する石。
 次回、引き続き東京国際ミネラルフェアでの蛍石以外のお買い物の成果を掲載するつもり。


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東京国際ミネラルフェア2008でお楽しみ袋をゲットした [鉱物]

 東京国際ミネラルフェアに行ってきた。愚息の付き添いである。会場が自宅からさほど遠くないこともあり、お楽しみ袋をゲットすべく早めに出発。

 お楽しみ袋の中身は蛍石(中国産)。
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 ブラックライトをあててみた。
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 あー、なんてこと。私のセーターはどうも埃まみれのようだ。気がつかなかった。

 肉眼ではこんなに光っているようには見えないのだけれど、デジカメ写真を撮ってみると案外蛍光を発しているもんだ。びっくり。

 ここ数年石ころ好きから鉱物ファンへと変わりつつある愚息は、前回までこの手合いのイベント受験のために我慢していた。今回初めて行ってみたわけだが、すごかった。人の混雑もさることながら、愚息の興奮度合いも高かった。愚息は興奮すると小鼻を広げるけったいな癖があるのだが、今日は小鼻が広がりっぱなし。どうすんのよ、そのままの顔になっちゃったら。
 次回の記事は本日のお買い物リストを写真入りでお送りする予定。

試し撮り [鉱物]

 新しいデジカメで遊んでみた。

石英脈(2007年8月、静岡県東伊豆町菖蒲沢にて採取)。

もう一回石英脈を撮影。

 上からLEDのペンライトで光を当ててみた。ちょっといい感じ。

水晶(2006年秋、浅間山の鉱物ショップにて購入)ももう一回。

 こちらもLEDライトで照らしてみた。うーん、より一層埃がはっきり見えちゃいますね。拭いたんだけどな。

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