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鐘の音 [音楽]




 先日、N響アワー「ラフマニノフ 鐘の記憶」という番組を見た。ラフマニノフが幼い頃から親しみ、アメリカへの移住後も懐かしんだというロシア正教の教会の鐘の音とピアノ協奏曲第2番をからめた解説が興味深かった。ピアノが中村紘子、指揮が準・メルクルという組み合わせでピアノ協奏曲第2番を演奏したN響公演も放送。お得感ある60分であった。中村紘子は私の子ども時代の憧れのピアニストだ。小学2年生のころに父といっしょに聞きに行ったリサイタルで買ってもらったポスターをピアノの横の壁に張り、ショパンとベートーベンのソナタ集のカセットテープを繰り返し繰り返し聴いたものである。今回放送されたラフマニノフのピアノ協奏曲第2番では、若いころをしのぐ迫力でめりはりのある演奏を聞かせてくれた。
 ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番といえばもともと有名な曲だが、『のだめカンタービレ(5)』でも作中で取り上げられて(原作の千秋の演奏シーンが秀逸)、知名度がさらにアップした感がある。拙宅にもCDがあるが、私のお気に入りはホロヴィッツとトスカニーニの婿・舅ペアの演奏だ。録音が古いのが難点だけど、オケのきらきらぴちぴちしたみずみずしい演奏をバックにホロヴィッツが繊細かつ骨太に奏でるピアノがとてもいい。

 番組では、ラフマニノフが聞いた鐘の音とは違うかもしれないけれど、と断りを入れた上で現在のクレムリンの映像と鐘の音が流れた。重々しく荘厳な音で、確かにピアノ協奏曲第2番の冒頭のフレーズと雰囲気が似ている。ロシアの人々の心に深く根ざした故郷を象徴する音なのだろう。

 ロシア人作曲家の作品で鐘の音、ときたらぱっと思い浮かぶのがチャイコフスキーの祝典序曲「1812年」だ。近頃よくテレビのコマーシャルでよく耳にする。天国のおばあちゃんに盛大にほめられるという妄想から青年が「はいいいい?!」と素っ頓狂な声を上げながら現実に引き戻されるという、缶コーヒーのジョージアのコマーシャルだ。あのCMで「今日も上出来だ~」と歌われているフレーズが祝典序曲「1812年」である。
 あの大作曲家チャイコフスキーがやらかしたから許されたのか、当時がのどかだったのか、とにかくすんごい曲なのである。曲そのものはドラマチックで雄大、きらびやか。大作曲家の手によるきっちり仕上がった作品なのだが、初めて聴いたときには驚いた。正直なところ、不勉強ゆえ「1812年」というタイトルだけでは結びつかなかったが、有名なナポレオンのロシア遠征をテーマにしたものだというのが聴いているうちに分かるのである。なぜか。フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」が曲中にがんがんに使われているのだ。「フランス軍が攻めてきた。虐げられるロシアの民草。人々を救うべくロシアの兵士たちは立ち上がった。攻防の末、ロシアは勝利したのだー!」というストーリーラインが見える。高校時代、世界史の成績がぱっとしなかった私にもはっきりくっきりと見える。
 この曲でロシア正教の象徴として鐘がぎんごんがんごん鳴り響くのだ。荘厳でそして極まる勝利の喜びを高らかに表す演出に圧倒される。ちなみにCMの「今日も上出来だ~」の部分はロシア側の勝利のテーマ。ごーん、ごーんとど派手に轟く鐘の音ともに怒涛のクライマックスを導く。

 私が初めてこの曲を聴いた(見た?)のはこちら。

ヴァルトビューネ1993 ロシアン・ナイト

ヴァルトビューネ1993 ロシアン・ナイト

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD


 ヴァルトビューネは毎年6月下旬に催されるベルリンフィルのピクニックコンサート。この1993年版は「ロシアンナイト」と題して小沢征爾を指揮に迎えて行われた。序曲「1812年」だけでなく、有名どころがどっさり収まったDVDである。特にストラヴィンスキーの「火の鳥」から抜粋されたラスト三曲が圧巻。このDVDを見ていると、クラシック音楽は楽しいと改めて感じられる。


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ガラ・フロム・ベルリン1999《グランド・ファイナル》 [音楽]

 家人が昨日、今日と仕事関係のセミナーでお茶の水に行った。セミナー後会社に戻らず早く帰宅すると言うので愚息とうきうきしていたらば、お土産を買ってきてくれた。

ベルリン・フィル~ガラ・フロム・ベルリン1999《グランド・ファイナル》

ベルリン・フィル~ガラ・フロム・ベルリン1999《グランド・ファイナル》

  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
  • 発売日: 2002/10/25
  • メディア: DVD

 ベルリン・フィルの1999年のジルヴェスター・コンサートが収録されたDVD。ジルヴェスター・コンサートは大晦日(昔は元日に行われた年もあったようだが、現在は大晦日に落ち着いたようだ)にベルリンのフィルハーモニーというホールで開かれるコンサート。今回購入した1999年はベートーヴェンの交響曲第7番だのストラヴィンスキー「火の鳥」だのマーラーの交響曲第5番だの終楽章特集。お祭っぽい企画で楽しく、ゴージャスかつ楽しげな雰囲気でなかなかよい。アバドの優雅な指揮のまねをしたりして家族全員で楽しんだ。コンサートマスターが日本人(安永氏)というのも、拙宅とは全然関係はないけれどなんとなく誇らしく嬉しい。フルート奏者のエマニュエル・パユ氏のイケメンぶりもがんがん映っていて眼福でもある。将来金持ちになって親孝行をしたいと常々愚息が言う(本気だかどうだか)のだが、もしほんとにその気があるならば、ジルヴェスター・コンサートとかヴァルトビューネに連れて行ってほしいな。いや、来日コンサートでもよいよ。親孝行のハードルをあらかじめ下げておこう。

 ベルリン・フィルのDVDを購入して気をよくした家人はアマゾンで久しぶりにヴァルトビューネDVDの在庫チェック。すると、品切れであきらめていた1995年「アメリカン・ナイト」~1999年「ワグナー&R.シュトラウス・ナイト」がなんと、再販されるというではないか。おおお!YouTubeかクラシカジャパンでしか見られないかと半ばあきらめていたけれど、これはよいニュース!というわけで、下記2点を早速予約。

● ヴァルトビューネ1995:ラトル アメリカン・ナイト
● ベルリン・フィル~ヴァルドビューネ1996:イタリアン・ナイト

 10月下旬に発売されるそうな。しかも廉価で重ねがさね嬉しい。
 ここで家人はちょっと余計なことをしてしまった。これはよくないクセだと思うのだが、自分が買ってきたDVDの情報をネットで検索してしまうのである。ネットで検索すると評判などを知ることができるのはよいのだが、底値まで調べてしまうのはいかがなものであろうか。今日中古ショップで買った『アバド/ベルリン・フィル ガラ・フロム・ベルリン1999《グランド・ファイナル》』も早速調べていたが、こちらもヴァルトビューネ同様10月下旬に再販されるようだ。しかもかなりお求め安い価格で。案の定「600円も高く買ってしまった…」と落ち込んでいる。アマゾンなどのマーケットプレイスではぶっ飛ぶような高額で売り出されているわけで、再販が決定しなければかなりお得なお買い物だったのだから、それで満足していればよかったものを。買っちまって開けちまったもののことは振り返らないというのがお買い物の幸せ原則なのだ。

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アラーニャだったのか! [音楽]

 先日の記事「ヤジに怒った主演歌手、ミラノ「スカラ座」を途中退場」(読売新聞)のタイトルを見てなんとなくクリックしたらば、

http://www.so-net.ne.jp/news/cgi-bin/article.cgi?gid=ent&aid=20061212i506


 なんと!野次に怒って退場したのは、先日当ブログでも紹介したドレスデン・ガラ・コンサートのDVDにも出演していたテノールのアラーニャでした。オペラの上演中に野次って、ご当地ではよくあることなのかしら?そんなにひどい演奏をする歌手にも見えなかったけどなあ。

 また親子で風邪にやられてダウンしています。今週は風邪でめちゃくちゃだ。


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鼻歌の謎が解けた 【サン=サーンス:交響曲第3番】 [音楽]

サン=サーンスといえば音楽の授業で聴いた動物の謝肉祭のイメージが強かったのですが、NHK教育「オーケストラの森」という番組で見た大阪シンフォニカー交響楽団演奏の交響曲の第3番があまりに家人好みだったのでつい購入。

サン=サーンス:交響曲第3番

サン=サーンス:交響曲第3番

  • アーティスト: プレストン(サイモン), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, レヴァイン(ジェームス), サン=サーンス, デュカス
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
  • 発売日: 2006/01/13
  • メディア: CD


 
テレビで見たときは、とにかく第4楽章に何か聞き覚えが…何だっけ?すごくなじみがあるフレーズが何度も出てくる。しかし、どーん!と厳かかつ高らかなオルガンの和音で始まるこの華やかさと記憶の中のゆるゆる感がマッチしないようなこの感じ…なんだっけ?何で聴いたんだっけ?と繰り返し聞くこと数回、やっと思い出しました。
 

ベイブ

ベイブ

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD


 
これだ。主人公のベイブ(牧羊犬になりたい仔豚)や飼い主のおじさんが口ずさむ歌でした!記憶の中のゆるゆる感はラブリーな仔豚ちゃんだったようです。愚息が幼い頃のお気に入りで、何度もビデオをレンタルしたものです。懐かしいなあ。


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【真剣に取り組むことから生まれるもの】 『ベルリン・フィルと子どもたち コレクターズ・エディション』 [音楽]

ベルリン・フィルと子どもたち コレクターズ・エディション

ベルリン・フィルと子どもたち コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: レントラックジャパン
  • 発売日: 2005/09/22
  • メディア: DVD

ヴァルトビューネのDVDを購入して以来、すっかりベルリン・フィルの虜です。このDVDはアマゾンで「次はベルリン・フィルのどのコンサートのDVDを買おうかなぁ」と物色していて見つけました。

主席指揮者サイモン・ラトル率いるベルリン・フィルの演奏に合わせて250人の子どもたち(8歳~20代前半。子どもから若者までの幅広い年代)が「春の祭典」(イーゴリ・ストラヴィンスキー)を踊るという大規模な教育プログラムの一環として行われたダンスプロジェクトの初回公演を取材したドキュメンタリー映画です。6週間という短い期間でほとんどが未経験の子どもたちをダンスカンパニーに育て上げ、公演を成功に導くプロセスが記録されています。

淡々とした取材映像が組み立てられており、盛り上がりが希薄なようでいてありのままの様子を記録しようとする姿勢に誠実さが感じられ、好ましいできあがりになっています。エピソードやインタビューがそれぞれ細やかな流れをなしているが、重なり、共鳴して大きなうねりと化していく構成は「春の祭典」そのものです。

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DVD『ドレスデン・ガラ・コンサート』 【今は亡きシノーポリを偲びつつ特濃夫婦にアテられた】 [音楽]

『クラシックス・オン・ア・サマーズ・イブニング”ドレスデン・ガラ・コンサート』

愚息をクラシックファンに育成すべく(ええ、認めますとも。私が心おきなく楽しむためです)購入したのですが、DVDというのは思わぬ方向から楽しさをもたらすものですね。
 


  
野外で行われたガラコンサートを収録したDVDです。若くして亡くなったシノーポリの躍動感あふれる指揮やオーケストラの演奏を凌いで、圧巻なのはソプラノのアンジェラ・ゲオルギューです。豊かな情感を高度なテクニックが支えて、妖艶かつ迫力ある演奏となっています。

アンジェラ・ゲオルギューとロベルト・アラーニャは夫婦なんだそうです。ソロだとそうでもないのに、奥さんとのデュエットになると明らかに舞い上がっているアラーニャの様子がなんともいえず微笑ましい。映画『アダムスファミリー』のティッシュとゴメスを髣髴させる特濃っぷりです。
二人の出演シーンのクライマックスは歌劇「蝶々夫人」第1幕~愛の二重唱「可愛がってくださいね」(プッチーニ)でしょう。赤面モノの歌詞も特濃夫婦にかかればなんてことはなく自然に…いや、無理だな。でも特濃っぷりをつぶさに観たあとなので違和感は全くありません。

カルメンやアイーダなど、「あ、聞いたことがある!」と口ずさみたくなる有名な曲ばかりで見所満載です。


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ヴァルトビューネについて知る限り語ってみる [音楽]


ヴァルトビューネとは、毎年6月末にベルリン郊外の森のど真ん中にある野外音楽堂で行われるベルリン・フィルハーモニー・オーケストラのコンサートです。NHKではBSで「ベルリンフィルのピクニックコンサート」として紹介されるそうです。コンサートの模様が収録されたDVDをアマゾンで購入できます。演奏のみで特に紹介コメント等はありません。だから私も最初はあまり期待しないで「小澤征爾の指揮だってー(ヴァルトビューネ1993及び2003)」程度の興味で買ったのですが、衝撃の気持ちよさでした。ウィーンフィルと並び立つ世界最高レベルのオケでテクニックが素晴らしいということもあるけど、お祭りっぽい雰囲気が見ているこちらにも伝わってきて微笑ましい。
クラシックのコンサートというと、子どもを連れて行けず、正装をして繰り出すというイメージがありますが、ヴァルトビューネに関しては、いい感じにくだけた雰囲気で聴衆が楽しんでいます。普通のコンサートでは見かけない光景ですが、「今のは素晴らしかったんじゃないの?」的シーンでは第一楽章の終わりであろうと、果ては曲の途中であろうと(ヴァルトビューネ2003ガーシュインナイト)、拍手喝采、ピーピー指笛を鳴らしていたりします。他にも、子どもが指揮者の真似をして踊っていたり(かわいい)、線香花火を振りまわしていたり(危なくないんでしょうか)、お弁当を広げて飲んだくれていたり(羨ましい…)、はたまたいちゃいちゃしていたりします。
奏者たちはというと、聴衆とは違い正装しているのですが、お祭り気分だからか、普段からノリがいいのか、やたらとアイコンタクトしあったり、微笑みあったりしていてこちらも和気藹々の雰囲気です。特に近年、イケメン率上昇の傾向が見られるような気がする…これもまたDVDで鑑賞する楽しみを増す要因でありましょう。ちなみに、私が注目するイケメンは第二ヴァイオリンのトーマス・ティム氏です。

今までに購入したヴァルトビューネシリーズ:  
 

ヴァルトビューネ2003 ガーシュイン・ナイト

ヴァルトビューネ2003 ガーシュイン・ナイト

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2004/07/07
  • メディア: DVD

  

ヴァルトビューネ1992 フレンチ・ナイト

ヴァルトビューネ1992 フレンチ・ナイト

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2004/06/10
  • メディア: DVD


  

ヴァルトビューネ1993 ロシアン・ナイト

ヴァルトビューネ1993 ロシアン・ナイト

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2004/06/10
  • メディア: DVD


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『ヴァルトビューネ2003 ガーシュイン・ナイト』 【風が吹きはじめるのです】 [音楽]

ヴァルトビューネ2003 ガーシュイン・ナイト

ヴァルトビューネ2003 ガーシュイン・ナイト

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2004/07/07
  • メディア: DVD

ヴァルトビューネは森の中の野外音楽堂で毎年6月に行われるコンサートです。NHKでピクニックコンサートと銘打って放送するらしい(拙宅は未だに地上波オンリー)。先日2003年のガーシュインナイトを購入しました。指揮は小沢征爾、盲目のジャズピアニストであるマーカス・ロバーツ率いるトリオをゲストに迎えたガーシュインづくし(アンコールを除く)の夜です。

すばらしいです。
「パリのアメリカ人」、「ラプソディ・イン・ブルー」を経てピアノ協奏曲ヘ長調に至ると、うねる旋律に合わせるかのように風が吹きはじめる、そんな映像の編集もDVDならでは。
マーカス・ロバーツトリオのクールな中に抑えきれない色気の感じられる演奏を、時に寄り添うように、時に競い煽るようにベルリンフィルの演奏が包み込みます。
演奏者の聴衆のそれはもう楽しげな様子に観ているこちらも幸せな気分になる1枚です。
小沢征爾も古希を間近に控え融通無碍な様子を見せつつ、老いを感じさせない精力的な指揮であふれんばかりの抒情を表現しています。
アンコールの「ベルリンの風」はヴァルトビューネの定番らしいのですが、羽目を外しちゃっても許せる盛り上がりがこれまた楽しい。

そして私の目を釘づけにしたのは…演奏中にくしゃみをしちゃったキュートなドラマー(ずーっと体全体でリズムを刻み続けていてかなり愛らしい)でもなく、そのドラマーを慈しむかのように折にふれてあたたかい眼差しを送る第一ヴァイオリンのお兄さんでもなく、還暦過ぎてもやんちゃなお茶目さを失わない小澤征爾でもなく…第二ヴァイオリンのイケメン、トーマス・ティム氏なのでした。たまらん!満足度高い!


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『ガーシュウィン:ピアノ協奏曲』 【心震わせる演奏】 [音楽]

ガーシュウィン:ピアノ協奏曲

ガーシュウィン:ピアノ協奏曲

  • アーティスト: 小澤征爾, ロバーツ, ヒル, サイトウ・キネン・オーケストラ, マーカス・ロバーツ・トリオ, ガーシュウィン, ウェルチ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
  • 発売日: 2006/08/23
  • メディア: CD

2005年夏、小澤征爾古希を記念したガラコンサートをおさめたCDです。ヴァルトビューネ2003ガーシュインナイトのDVDを友人宅に忘れてしまい、Concerto in F禁断症状を抑えきれず購入しました。
ヴァルトビューネの際にも十分に感じられましたが、マーカス・ロバーツのピアノは今回さらに色気を増しているように思えます。シャツのボタンをどばばーんと開けて胸毛ばびゅーんの酸味あふれる色気ではありません。これはマーカス・ロバーツだけではなく、演奏全体に言えることかもしれません。端然と冷静に緊張感を漲らせた演奏でありながら、抑えてもあふれ出る情熱に圧倒されました。
最後にマーカス・ロバーツ・トリオから小澤征爾への心にくいプレゼントが収録されているのも素敵。


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『ヴァルトビューネ1992 フレンチ・ナイト』 【プレートル…それは伊達男でどエスな指揮者】 [音楽]

ヴァルトビューネ1992 フレンチ・ナイト

ヴァルトビューネ1992 フレンチ・ナイト

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2004/06/10
  • メディア: DVD

愚息がラベル「ボレロ」が好きなので購入ました。ヴァルトビューネシリーズは毎回こちらの期待を大きく上回って楽しい。

ヴァルトビューネってだけで愉快なのに、フレンチナイトはその中でも群を抜いて愉快です。今回指揮を務めるのはプレートル。背筋がピシッととおった伊達男なおじいちゃんです。しかし、伊達男風なのにおちゃめです。多彩な表情で崩壊寸前のように見えて背筋は伸びたままで伊達男風は崩さない。しかもダンディなくせにこのおじいちゃんはどエスです。にぱぁっと微笑んでアッチェランド!ひたすらアッチェランド!私はここまでテンポの速いカルメンの「ジプシーの踊り」を聞いたことがありません。暴走風味の指揮にクォリティを落とさずついていくベルリンフィルもすばらしい。

「左手のためのピアノ協奏曲」や「ボレロ」、うっかり八兵衛そっくりのフルート奏者など、他にも注目ポイント多々あります。あらゆる意味で楽しいコンサートです。


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